Sbme Special MKTS.
[アーティスト]Jeff Beck
[共演]
[発売日]2001/02/08
[定価]¥ 957(税込)
ヤードバーズ時代の仲間、ギターの神様エリック・クラプトンやジミー・ペイジが過去の栄光に磨きをかけ、再現しようとている時期に、ジェフ・ベックは今までで最もやりがいと実りのあるアルバムを生み出した。鋭くメタリックで揺るがすような演奏は、まぎれもなくポストモダンの傾向が感じ取れる(プロデューサー、アンディー・ライトとドラマー兼プログラマー、アイデン・ラブによってデジタル化された張り詰めたリズムのせいだが)。『You Had It Coming』は、ベックの同胞ギターリストたちには理解されない、もちろん試してみることも出来ないアルバムだ。すでにフィードバック、ねじれ、ハーモニー、マイクロトーンミュージックを操るの技にかけては類をみないギターリストでありながら、さらに高いレベルを求めるベック。マニックなスラッシュ・メタル「Earthquake」から 猛スピードで飛ばす「Roy's Toy」、そして「Loose Cannon」まで、 彼のソロはどれも荒削りで耳にこびりつくように響く。それは不協和音と快い音調が鋭い刃に沿ってぴりぴりしながら踊っているようだ。熱のこもったペースの変換は意外だが、それと同時に有無を言わせず聞き手を引き込む。インドポップミュージシャン、ニティン・サウネイの「Nadia」では、多彩な技を披露して素晴らしい演奏で聞かせながら、東洋的なスタイルを探求している。イモジャネ・ヒープ切迫した声を前面に出し、テクノ風に刷新したブルースの定番「Rollin' and Tumblin'」。「Blackbird」では、文字通り鳥たちと即興演奏をしているジェフ(フレットをフォークで巧みに使いながらだ!)。指でつまびくファンクの「Rosebud」、優雅で詩的な協和音「Suspension」。『Blow by Blow』、『Wired』『Guitar Shop』とともに揃える価値のある、ベックのベストアルバムのひとつだ。
【収録曲】
[Disc1]
(1)Earthquake
(2)Roy's Toy
(3)Dirty Mind
(4)Rollin' & Tumblin'
(5)Nadia
(6)Loose Cannon
(7)Rosebud
(8)Left Hook
(9)Blackbird
(10)Suspension